石灰窒素
製品情報
概要
石灰窒素は、石灰石を原料とするカーバイドに高温で窒素を吸収化合させて製造する窒素質肥料です。また、安心してお使いいただくために、30種類以上の試験を実施し、農薬取締法に基づき厳正な検査を受けて農薬としても登録されています(農林水産省第5884号、第12863号、第17051号)。主成分のカルシウムシアナミドは農薬効果(殺虫、除草、殺菌)を発揮した後、土壌中で肥料成分に分解され残留性がなく、安心してお使いいただけます。
特長
- 土壌から流亡しにくい。
- 緩効性を示し、施肥回数・施肥量の軽減が図れる。
- 土壌の酸度矯正が図れる。
- 有機物の腐熟を促進し、ふかふかの土づくりができる。
用途
- 肥料として-作物の収量・品質の向上が図れます。
- 農薬として-袋裏面の「適用病害虫と雑草」の範囲で効果が得られます。
- 腐熟促進-稲ワラ・麦稈のすきこみにお使いください。
- 土づくりに-土壌の酸性度矯正が図れます。
詳細および関連資料
用途に併せて3つのタイプ
粒状石灰窒素
飛散しづらく、まきやすく、機械散布に最適な粒状のタイプです。
・土壌に混和すると、速やかに窒素成分に分解されますので、高い肥料効果を示します。
・稲ワラ、麦桿等の腐熟促進に、野菜の基肥・追肥に、太陽熱・石灰窒素法による耕種的土壌消毒による土づくりに、酸性土壌の改良に、と幅広い用途にお使いいただけます。
粉状石灰窒素
粉状ですので、容易に均一に散布できます。 そのまま、あるいは水に懸濁した上澄液を散布して、馬鈴薯の茎葉枯凋用途にお使いいただけます。
・太陽熱、石灰窒素法による耕種的土壌消毒による土づくりに、粒状石灰窒素と同様に幅広い用途にお使いいただけます。
防散石灰窒素
粉状石灰窒素に比べて、風に飛び散りにくくした粉状タイプです。 畜ふん(鶏・豚・牛)の堆肥化処理としてお使いいただけます。
・稲ワラ、麦桿等の有機物の腐熟促進などの用途に、粒状石灰窒素と同様に幅広い用途にお使いいただけます。
- ご使用に際しては、必ず貴社にて事前にテストを行い、使用目的に適合するかどうかおよび安全性について貴社の責任においてご確認ください。
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- ご使用になる前に、詳しい使用方法や注意事項等を技術資料・製品安全データシートで確認してください。これらの資料は、当社の担当部門にご用意してありますので、お申しつけください。
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