アヅミン®


製品情報
概要
アヅミンは、亜炭を硝酸で酸化分解して腐植酸をよみがえらせ、苦土で中和して製造します。腐植酸を40-50%含有し、堆肥の30倍の濃度に相当します。
肥料取締法では腐植酸苦土肥料として登録され、地力増進法の腐植酸質資材に適合しています。腐植酸は、地力の中心物質で、土の中の黒い物質の総称であり、土壌中で動植物・微生物の遺体の分解により生成されます。
特長
- 少量の施肥で地力を高める。
- 苦土・石灰を下層まで分散・浸透させる。
- りん酸の固定化を防ぎ、吸収効率を高める。
- 土壌の保肥力を高め、他肥料成分の流亡を防ぐ。
- 根の活力を高め、根系の発達を促す。
- 土壌pHの変化をやわらげる。
*不良環境で上記の効果をより一層発揮します。
用途
基肥として、下記の基準量を土壌に施用してください。なお、地域・土壌条件により適宜加減して下さい。
- 【水稲】30~40kg/10a
- 【畑作物】40~80kg/10a
- 【果樹・茶樹】40~80kg/10a(植え穴施用にも有効)
- 【育苗】培養土に対して1%程度混和
詳細および関連資料
大きな緩衝能
アヅミンには急激な土壌の変化にも対応できる大きな緩衝能があります。
従って、土壌pHの急激な変化を抑えることができます。
下図のように、酸・アルカリを加えた場合にも、土壌の種類によらず、アヅミン添加区では、pHの急激な変化を抑制しています。
土壌の緩衝作用
作物の不良環境抵抗性を高める
作物を栽培する場合、必ずしも最適の条件のもととは限りません。雨が少なく土が乾く、逆に雨が多く水が引かない等の不良環境においても、アヅミン施用ほ場では作物の不良環境への抵抗性を高め、作物の安定生産を行うことができます。
また、ハウスなどの施設栽培だけでなく、露地においても、塩類の集積による濃度障害が問題となっていますが、アヅミンを施用することにより、濃度障害を軽減することができます。
腐植の構成分の生理活性作用が生育条件に応じて作物の収穫に及ぼす影響
耐旱・耐寒性を高める効果

不良環境下における生産の安定性を高める
肥料による濃度障害を軽減する
- ご使用に際しては、必ず貴社にて事前にテストを行い、使用目的に適合するかどうかおよび安全性について貴社の責任においてご確認ください。
- 当ホームページ記載の当社製品およびこれらを使用した製品を廃棄する場合は、法令に従って廃棄してください。
- ご使用になる前に、詳しい使用方法や注意事項等を技術資料・製品安全データシートで確認してください。これらの資料は、当社の担当部門にご用意してありますので、お申しつけください。
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