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新型コロナウイルス・インフルエンザウイルス抗原定性検査キット 「クイックナビ™-Flu+COVID19 Ag」をお使いの皆様へ

このWEBページは、新型コロナウイルス・インフルエンザウイルス 抗原定性検査キット『クイックナビ™-Flu+COVID19 Ag』をセルフチェックで使用される方を対象としております。検査を確実に実施するために、必ずお読みください。

検査に関する注意点

新型コロナウイルス感染症及び季節性インフルエンザ同時期流行下に係る医療ひっ迫を避けるため、令和4年12月から新型コロナウイルス・インフルエンザウイルスの同時検査が可能な検査キット(以下「同時検査キット」という。)が特例的に薬局等で販売できることになりました。

同時検査キットは「高齢者、基礎疾患を有する方、妊婦等重症化リスクの高い方や小学生以下の子ども」以外の方が発熱等の症状を生じた場合等にセルフチェックとして使用するものとして販売されます。

薬局で購入する際には、薬剤師からの説明を受け、適切にご使用ください。

保管上の注意

  • 直射日光や高温多湿の場所を避け、2~30°Cで保管してください。
  • 冷蔵保存の場合は、15~30°Cに戻してからご使用ください。
  • アルミの袋(テストデバイス・検体浮遊液)は使用直前に開封してください。
  • 検体浮遊液やフィルターを誤飲しないように子供の手の届かないところに保管してください。

使用上の注意

  • 外箱記載の使用期限(Exp.)を過ぎた製品は使用しないでください。
  • 本製品は自立して検体を自己採取できる方が対象となります。自己採取が困難な方はご使用をお控えください。
  • 濡れた手でテストデバイスの判定部や滴加部を触らないでください。
  • 検体浮遊液に浸した滅菌綿棒は絶対に鼻の中に入れないでください。
  • 検体採取する場合には、必ず指定の滅菌綿棒をご使用ください。
  • 滅菌綿棒の使用は1回限りです。検査に使用した検体浮遊液チューブ、試料ろ過フィルター等の再使用はしないでください。
  • すべての検体は感染の危険性があるものとして、充分注意して取り扱ってください。
  • 万が一検査キットの一部を誤飲してしまった場合には、直ちに医師の診断を受ける等の適切な対応をしてください。
  • 検体浮遊液は保存剤としてアジ化ナトリウムを含んでいます。検体浮遊液及び試料が皮膚に付着したり、誤って目や口に入った場合には、充分に洗い流してください。必要があれば医師の手当を受けてください。

内容物の確認

検査実施前に内容物をご確認ください。

① テストデバイス
② 検体浮遊液
③ 鼻腔用滅菌綿棒
④ 試料ろ過フィルター
⑤ 添付文書

操作方法を動画でみる

4分41秒

検体採取方法

検査方法

判定方法

判定は10分で行います。

C:コントロールライン
S:SARS-CoV-2テストライン
B:B型テストライン
A:A型テストライン

陽性

新型コロナウイルス 陽性

コントロールラインと赤色のSARS-CoV-2テストラインが出現した場合、SARS-CoV-2抗原陽性と判定します。

陽性

インフルエンザA型 陽性

コントロールラインと赤色のA型テストラインが出現した場合、A型インフルエンザウイルス抗原陽性と判定します。

陽性

インフルエンザB型 陽性

コントロールラインと青色のB型テストラインが出現した場合、B型インフルエンザウイルス抗原陽性と判定します。

陰性

コントロールラインのみ出現した場合、陰性判定です。
(新型コロナウイルス抗原・インフルエンザウイルス抗原は検出されませんでしたが偽陰性と判定されることの可能性も考慮し、感冒症状がある場合は適切に医療機関の受診等をおこなってください。)

無効(再検査)

テストラインの有無によらず、10分後にコントロールラインが出現しない場合、検査は無効です。新しい検査キットを用いて再検査をおこなってください。

無効(再検査)

コントロールラインが出現しても、SBA:テストラインの色が赤色または青色以外の場合は検査は無効です。新しい検査キットを用いて再検査をおこなってください。

判定見本はあくまでも一例であり、実際の見え方とは異なる場合がございます。

検査後の対応

廃棄方法

ご家庭等で使用したキット(鼻腔用滅菌綿棒や検体浮遊液等を含む)を廃棄するときは、ビニール袋に入れてしっかりとしばって密閉してください。その後、お住いの自治体の規定に従い廃棄してください。

参考:新型コロナウイルスなどの感染症対策としてのご家庭でのマスク等の捨て方(環境省WEBサイト)
https://www.env.go.jp/content/900537202.pdf

変異株との反応性

よくあるご質問

Q1. キット付属以外の綿棒でも使用できますか?
A1. キット付属の綿棒をお使いください。
Q2. 検体を採取している際に綿棒に血液が付着しましたが、影響はありますか?
A2. 綿棒の綿球表面積の2/5程度までの血液混入では影響ありません。それを上回ると背景の着色により判定が困難となりますので、再度検体を採取して検査することをおすすめします。
Q3. 試料を3滴よりも多く(又は少なく)滴加してしまいましたが、判定に影響しますか?
A3. 滴加量2~4滴の間であれば判定結果に影響ありません。
Q4. キットを凍結保存してしまいましたが、使用できますか?
A4. 使用できません。