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重要なお知らせ 2026年4月10日

当社グループの再発防止対応策進捗(最終報告)

2023年、当社グループの品質等に関する不適切行為が判明したことを受け、当社は外部調査を実施し、
その結果をもとに、再発防止のためにデンカ対応策マスタープランを定め、
1.経営面からのアプローチ、2.品証機能強化、3.品質基盤強化、4.人財戦略と育成、を進めてまいりました。
再発防止対応策の完了状況につきまして下表にてご報告させていただきます。

a.経営面からのアプローチ

課題 実施項目 実施・完了状況
1. ガバナンス強化 ◎取締役会での監督体制構築
2024年1月~
取締役会で定期報告を運用中
2025年度随時
課題報告会等での随時報告
◎グループ会社に対する内部統制強化
2024年5月
デンカグループ品証ポリシーの改訂
2024年10月
デンカグループ マネジメント・ハンドブック
作成・配布
2024年度下期~
2025年度
グループ会社に対する品質監査実施
◎経営の継続的メッセージ発信とコミュニケーション
2024年3月
活動方針決定・活動開始
2024年度
経営 品質メッセージ発信(年4回)
2024年度
経営との品質懇談開催/全事業所にて
2025年度
経営 品質メッセージ配信(年2回)
2025年度
経営との品質懇談開催/全事業所にて
・品質懇談会(社長他)
・品質意見交換会(年2回)
・品質レビュー会議(年1回)
2. 経営戦略からの改善 ◎現場の余裕を作り出す活動推進
2024年3月〜
改善施策提案制度を導入・運用中
2025年度~
上記、Improvement Committee実施継続
〇心理的安全性とノンテクニカルスキル教育の導入
2024年6月〜
心理的安全性施策開始
2024年6~7月
心理的安全性モニタリング(第一回)
2024年9月
ノンテクニカルスキル(NTS)教育計画立案
2024年11月〜
NTSインストラクター育成スタート
2026年1~2月
心理的安全性モニタリング(第二回)
3. 全社制度充実化 ◎社内規定への品質コンプライアンス遵守の明記
2024年4月〜
労働協約改定完了・運用中
2024年5月
デンカグループ品証ポリシーのマイナー改訂
◎人事制度360°評価の導入
2024年8月
役員クラス対象実施・運用中
◎内部通報制度の利用促進
2024年4月
品質コンプライアンス違反事例の社内ポータルサイトへの掲載・運用中

b.品証機能強化

課題 実施項目 実施・完了状況
1. 品証体制見直し 〇品証体制と機能強化
(◎品証機能の見直しと強化、◎品質保証部門の機能と役割強化、〇工場品質保証の独立性を担保した組織再構築、〇現場の要員適正化)
2024年4月〜
本社品質保証部に3課(品質企画、品質監査、製品安全)設置と増員(制度設計・監査・不適切是正注力)
2024年8月〜
出荷検査組織再構築検討開始
2025年4月
出荷検査組織を品証管理下に機能分離、
独立性確保
2. 品証制度見直し ◎品証制度見直し
(◎ポリシー・社内規定類・ガイドラインの見直し制定、〇品質関連⽂書の管理強化、〇品質関連⽂書の管理強化、〇デザインレビューと変更管理規則の改善と徹底)
2024年3月〜
活動方針決定・活動中
2024年4月
文書管理規則制定
2024年5月
デンカグループ品質保証ポリシー改訂
2024年6月
品質コンプライアンス問題対応・第三者認証規格の管理に関するガイドライン新設
2024年8月
品質監査ガイドライン改訂
2025年度
上記規則類の定着度向上活動推進
3. 認証規格管理の厳格化 ◎正常化に向けた是正措置
2024年1月〜
活動方針決定・活動中(状況は取締役会で報告)
◎認証規格管理の厳格化
(〇認証規格登録の ISO9001 への取り込み、〇データベース作成と管理一元化、〇第二ローラー調査の検討)
2024年6月~
第三者認証規格の管理に関するガイドライン新設(厳格化運用開始)
〇仕様書総点検
2024年9月〜
仕様書作成・管理に関する規則改訂を検討開始
2025年4月
「製品納入仕様書作成・管理要領」改訂
4. 監査・監視強化 ◎品質コンプライアンスリスク対応
(〇品質リスク事務局設置、〇定期アンケート調査の計画立案、〇新エスカレーションフローの構築検討)
2024年4月〜
活動方針決定・活動中
2024年6月
品質コンプライアンス問題対応に関するガイドライン新設(報告明確化運用開始)
2024年10月
品質コンプライアンスマネジメントシステム(QCMS)導入計画検討
2025年度
国内事業所品質保証部門に対する内部監査
(フォローアップ含む)実施
2025年11月~
2026年2月
本社品証による工場品証への無通告監査実施(次年度以降定例化)
2025年12月~
2026年2月
品質文化サーベイ(品質マインド調査)実施
  • 2025年4月、「出荷検査組織を品証管理下に機能分離、独立性確保」の取組みを開始したことを契機として、一部事業所における出荷検査での不適切行為が新たに発覚いたしました。直ちに取締役会に報告し、その監督のもと、顧客への速やかな報告と継続的な説明、同種類似事案の存否確認(統計手法を取り入れた全社調査を行い、同種類似事案の不存在を確認)、当該事案の背景事情の調査・分析、当該事案の重大性評価、再発防止のさらなる強化(品証部門の心理的安全性の評価、品質文化サーベイの全社展開、品質マインド向上策など)を行いました。

c.品質基盤強化

課題 実施項目 実施・完了状況
1. 技術伝承・脱属人化 〇手順書と記録類の整備
2025年11月~
2026年2月
本社品証による無通告監査で状況確認、改善
〇検査データ管理強化
(〇データインティグリティ化、〇データベース作成と管理一元化/デジタル化)
2024年10月〜
品証DX戦略(活動方針)検討開始
2025年3月
「検査情報統合システム導入に関する
ガイドライン」の制定
2025年4月~
LIMS導入を順次開始(青海、伊勢崎、千葉)
2. 現場強化 ◎品質を考える風土づくり
(◎品質保証全般の会議体の整備、〇程能指数改善と生産管理強化、〇スペックと工程能力のアンバランスへの対応)
2024年3月〜
活動方針決定・活動中
2024年5月~
品質を考える日を設定(工程能力指数の改善・生産管理の強化が主眼・品質レビュー会議で進捗確認)
2025年11月~
2026年1月
取り扱い製品群に対して、工程能力およびトレンドなど、統計的手法によるリスク調査実施

d.人財戦略と育成

課題 実施項目 実施・完了状況
1. 人財戦略 〇品証系人財整備と管理
(◎品証系人財の整備と一元管理、〇人事評価制度への反映、〇人事ローテーション基準の策定)
2024年8月〜
人事ローテーションの一元管理(本社品質保証部で品証人財を統括)を開始
2025年12月~
品証系人材に関する力量ガイドライン検討開始
2. 人財育成 ◎品質重視する人財育成・品質スキル向上
(◎品質コンプライアンス教育強化、〇品質教育プログラム確立)
2024年3月〜
活動方針決定・活動中
2024年6月
品質コンプライアンス教育動画配布
2024年11月
品質コンプライアンス教育PDF配布
2024年11月
現有教育プログラム見直し実施・25年度実施計画へ反映
2025年~
上記実施計画に基づく品質教育開始
2025年12月
品質コンプライアンス研修(対象、全従業員)