カラリヤンY/YA2フィルム
製品情報
概要
高密度ポリエチレンを素材とし、横方向(TD方向)の直線カット性に非常に優れたラミネート用フィルムです。このフィルムは、横方向(TD方向)に逐次延伸させ、分子を配向させることで、直線カット性を付与させる技術を確立しました。直線カット用材料として食品用途、テープ用途な多岐にわたる用途に展開されております。
特長
- 横方向に対しての直線カット性に優れており、AL箔、NY、PET、OPP等のフィルムと多層積層することで直線カット性が付与されます。
- 横方向(TD方向)にコシが強いため、直立性に優れています。
- 防湿性・引張強さ・伸び・耐衝撃性に優れています。
- 押出ラミネート及びドライラミネートが可能です。
- 食品衛生法、食品添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示370号)に適合しています。
用途
食品包装、テープ基材、医療包装etc.
詳細および関連資料
用途事例
技術情報
標準仕様
フィルム幅は、その都度ご相談ください。
製品規格・物性
◎物性数値は測定値であり、保証値ではありません。
※1:ギヤオーブンの測定温度雰囲気化中10分間フリー収縮させた後測定(DENKA法:JIS K-7128をもとにしたデンカ独自の測定方法)
※2:オートグラフで引き裂いた時の引裂力(JIS K-7128参照)
※3:オートグラフで引き裂いた時の引裂力をフィルム厚みで割った引裂き強さ(JIS K-7128参照)
※4:オートグラフで直角に引き裂いた時の直線カット性
引裂易さ測定方法
- 恒温室(温度23±2℃、湿度50±5%)に一日保管した「カラリヤンY」をTD方向へ50mm×150mmにカットし、中央部に75mmのスリットを入れる。
- スリットを入れた25mm幅の両端が180℃になるように引張強度試験機の上下チャックを締める。
- フィルムの根元を粘着テープで柱に固定する。
- 引裂き距離毎の引裂力及び引裂強さを求める。(n=5,200mm/min)※10~70mm迄(10mmごと)
直線カット性測定方法
- 恒温室(温度23±2℃、湿度50±5%)に一日保管した「カラリヤンY」をTD方向へ50mm×300mmにカットし、中央部に100mmのスリットを入れる。
- スリットを入れた25mm幅の両端が90℃になるように引張強度試験機の上下チャックを締める。
- 引裂き距離毎に引裂部分からの幅を測定する。(n=5,200mm/min)※50~150mm迄(50mmごと)
カタログ
高機能性フィルム一覧
- ご使用に際しては、必ず貴社にて事前にテストを行い、使用目的に適合するかどうかおよび安全性について貴社の責任においてご確認ください。
- 当ホームページ記載の当社製品およびこれらを使用した製品を廃棄する場合は、法令に従って廃棄してください。
- ご使用になる前に、詳しい使用方法や注意事項等を技術資料・製品安全データシートで確認してください。これらの資料は、当社の担当部門にご用意してありますので、お申しつけください。
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