DENKA

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お知らせ 2001年09月03日

アルミナ繊維事業の業務提携について

当社は、アルミナ繊維事業(商品名:デンカアルセン)に関して、世界最大手のアルミナ繊維メーカー、サフィル社(Saffil Ltd、イギリス)と包括的業務提携を結びましたので、お知らせいたします。
提携の内容は、当社がアルミナ繊維をサフィル社に供給し、サフィル社が加工などの上、販売するというものです。

アルミナ繊維とは、アルミナとシリカを主成分とする人造鉱物繊維のひとつであり、「デンカアルセン」は、あらかじめ結晶化させた高アルミナ質(80%以上)の多結晶質繊維であります。
非結晶質(ガラス質)でアルミナ含有量が40~60%のリフラクトリーセラミック繊維(RCF)と比較して、結晶析出や構造変化による劣化や収縮が起こりにくく、1500~1700℃の過酷な雰囲気に使用できる高温耐熱・断熱材として注目を集めております。

需要が急増している自動車用途につきましては、当社がアルミナ繊維を供給して、サフィル社がそれを加工した上、「エコフレックス」の商品名で全世界に供給・販売してまいります。

自動車用途では、排出ガス(窒素酸化物など)を浄化するため、排気管内に装着している触媒コンバーターの保持材として使用されます。従来の保持材はセラミック繊維を使用した熱膨張型が主でありましたが、最近の排気ガス規制強化を背景に、触媒浄化性能を向上させるため排気ガスと触媒の反応を高温下(約1000℃)で行うことが求められているため、耐熱性に優れたアルミナ繊維をマット状に成型した無膨張型保持材の需要が急速に伸びつつあります。

耐火物用途では、当社が供給いたしますブランケット・バルクを「M-Fil」の商品名でサフィル社が欧米マーケットに販売してまいります。

一方、旺盛な需要増に対応するため、当社青海工場(新潟県)の現有設備の増強と両社の共同出資による新設備建設の検討に入りますとともに、さらに、幅広くユーザーニーズに対応するため、両社の蓄積した技術を融合させて新品種の開発・共同研究を行ってまいります。

以 上