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製品情報 2000年02月01日

デンカ生研がインフルエンザウイルス抗原検出試薬を新発売

インフルエンザは、悪寒、戦慄、全身倦怠、筋肉痛、関節炎、頭痛、咽頭痛などを伴った発熱を特徴とするインフルエンザウイルスに起因する呼吸器感染症です。インフルエンザウイルスはA型、B型およびC型に分けられ、この中でA型とB型は毎年、広範囲に爆発的な流行を引き起こすことから社会的、経済的問題になっています。さらにインフルエンザは、高齢者、妊婦、呼吸器疾患患者に時として重篤な合併症を引き起こし、その進行がきわめて早いことから、迅速な診断と治療が求められています。

 

このたびデンカ生研では、インフルエンザウイルス抗原検出試薬「インフルA-AD『生研』」を新発売しました。本キットは、A型インフルエンザウイルスを検出するためのもので、同ウイルスの各亜型に共通な核蛋白に対するモノクローナル抗体を使用した酵素免疫測定法(EIA法)を用いているため、咽頭拭い液中のA型インフルエンザウイルス抗原を特異的に検出できます。また一個一個切り離して使用できるマイクロプレートを担体に用いているため、プレートに無駄がなくかつ大量処理が可能で、中小検査センターから大手検査センター向けに最適です。

 

現在インフルエンザウイルスに対しての人々の関心は高く、この製品は大きなビジネスの可能性が期待されています。

以 上