Denka - デンカ株式会社 - 新卒採用 2023

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佐藤 大樹
JOB REVIEW
エンジニアリング

かつて憧れたような
スケールの大きい工場をつくりたい。

権守 一磨
青海エンジニアリング部 設計課
2015年入社
自然科学研究科 材料生産システム専攻修了
#化学・材料系出身#エンジニアリング#新潟県で働く#修士#若手社員

ものづくりを支えるものづくりがある

 権守一磨は現在、青海工場のエンジニアリング部でプラントの設計担当として活躍している。しかし就職活動当初からエンジニアリング職を志望していたわけではなかった。
 権守の専攻は化学工学で、当初より化学メーカーで働きたいという思いを抱いていたが、研究職以外に技術系の職種を想定していなかったのである。したがってデンカの選考でも当初は生産技術職の志望だった。しかし、その面接で、面接官からエンジニアリングという立場で、プロセス検討や、設計、施工などを通じてものづくりに携われることを聞かされたのである。

化学工学が専門分野である権守にとって馴染み深い「プロセス検討」を、エンジニアリング職で活かせることを知り、エンジニアリング職を意識することになった。
 ちょうどその頃に、大学で工場見学の参加者が募集されていた。さっそく権守は応募して、工場の現場に足を踏み入れたのである。そこで目にしたのは、広い敷地に所狭しとならぶ巨大な生産設備がうなりを上げて稼働するダイナミックな光景だった。

「生産プロセスを考え、それらの一つ一つの機器を検討し、設計して、このような巨大なプラントをつくっていく。エンジニアリングというのは意義深くて面白そうな仕事だなと思い、そこからはエンジニアリング職に志望を変更しました」
 実は権守は青海工場が立地する糸魚川の出身。幼い頃から馴染みのある青海工場でエンジニアリング職として働く自身の姿を、明確に想像できたという。こうして権守はデンカのエンジニアリング職として、そのキャリアをスタートさせた。

インタビューの様子

失敗から学んだ1年目

 入社1年目で初めて主担当してプロジェクトを手がけた。権守に課せられたミッションは、塩酸の生産能力を系列全体で15%増強することだった。まず権守は、プラントの生産能力を増強するためのボトルネックを調査することを始めた。目標の生産能力に到達するために、現場を隅々まで見て回り、製造部をはじめ、さまざまな分野の人たちから意見を聞いた。初めて主担当として関わるプロジェクトだけに、必ず成功させたかった。しかし、頑張ろうにもそのやり方がわからず、試行錯誤の日々が続く。そんななかで、設備の運転データの解析や、設備機器メーカーへのヒアリングを通して、「吸収塔の伝熱面積」がボトルネックになっていることが明らかとなった。

能力アップに必要となる伝熱面積の検討を行い、機器を発注し、設計を経て工事が開始されたが、設備の納品日に思わぬアクシデントが起こる。
「予定していた白色と異なる銀色にキラキラと輝く色に塗られた吸収塔の設備が目の前にあったのです」
 発注した際に、塗装色の確認を忘れていたことが原因だった。また、据付工事図面の確認不足で、到着した機器の据付ができなかったこともあった。しかし、社内外の周囲のメンバーのたちの協力によって、なんとか工事の遅れを最小限に抑え、完了予定日に間に合わせることができた。

 プロジェクトをマネジメントするということは、一つ一つの工程にすべてが自分の責任のもとに行われることを、権守はあらためて自覚する契機となった。そしてプロジェクトを通して、人と関わり合うことの大切さを学んだ。
「想定通りに工事を進められるよう、製造部や業者の方と連絡を取り合い、作業内容を詳細に確認する。自分の中で不確定な部分を残さないことを心がけるようになりました」

仕事風景

工場と共に、成長していく

 デンカのもつ工場の中でも最大規模を誇る青海工場には、多種多様なプラントが存在する。
「さまざまな設備・機器を観察できるという点で、学べる環境は整っています。自分が担当しているプラントだけでなく、他のプラントや他工場のプラントも分析して、その構造がなぜそうなっているのか。設計者の意図や目的を想像することが、この仕事で力を培うことにつながっていくと考えています」

 機会があれば講習会への参加や、機器のプラントショーにも足を運んでいるという。
「プラント設計の知識はまだまだ不十分。日々、勉強不足を実感しています。今もっている知識を増やすだけでなく、ときには先輩方に教わりながら、広い視野で成長していきたいと思います」
 化学メーカーにおけるエンジニアリングの意義は、「プラントを建設したら終わり」ではなく、現場でものづくりに寄り添いながら、同じ立場で、よりよいものづくりを一緒に考えられることなのだろう。

「今後は、製造部の要求に応えるだけでなく、新たな設備改造案を提案・実行できるエンジニアを目指していきたと思います。工場をより良いものにするために、自分自身も成長しなければなりません」
 幼い頃から青海の工場を見てきたからこそ、その想いは人一倍強いのかも知れない。新たに生まれ変わっていく工場と共に、権守もまたエンジニアとして大きく成長していくのだろう。

一日の仕事の流れ

06:30
起床
07:40
自宅を出発 通勤は社宅から自家用車を利用。
08:00
会社に到着 出勤は毎日始業の30分前。
08:10
メールのチェック 製造や取引先の商社、工事施工業者から送られてくるメールをチェックして返信。
08:30
グループのミーティング 設計有機グループのメンバーでミーティング。打ち合わせなどの予定や工事のスケジュールを確認。週に2回は写真を使ったKYトレーニングや、社内の災害時例の紹介などを実施。
08:40
工事業者と打ち合わせ 本日の作業内容を確認。
09:00
資料作成 今後の設備工事の計画予算作成。計画図面の作成や、得られたデータから能力検討。
10:30
製造部と打ち合わせ 計画中、実行中の設備工事の進捗確認。
12:00
昼食 昼食は持参したお弁当。
13:00
工事立会 作業進捗確認、配管接続後のリークチェック立会い。
14:30
資料作成 機器見積依頼書、工事見積依頼書の作成。
16:40
工事業者と打ち合わせ本日の工事の進捗、明日作業について確認。
17:20
終業
00:00
就寝

Denkaを選んだ理由 思いがけない自分に出会える

化学メーカーの中でも、幅広い製品を扱っていて、さまざまな分野に挑戦できる環境が魅力でした。特にここ青海工場は、鉱山があったり、発電所があったり、プラントだけではなく、さまざまな設備があるのが面白いところです。

仕事風景

応募者へのメッセージ 「何を実現したいか」を考えてみてほしい

就職活動では、自分の希望や専門分野だけにこだわらず、さまざまな企業を見てみてください。その会社がどのような企業なのかを知ることはもちろんですが、「その会社で自分は何を実現したいのか」を考えることで、自分の将来像が見えてくるかと思います。

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