DENKA

事業を通じたCSR

製品・技術を通じたサステナビリティへの貢献 2018年10月31日現在

SDGs貢献を目指す製品事例紹介

社会的課題の解決そのものを成長ドライバーと捉え、本業を通じて課題解決に寄与することが私たちの使命です。
具体的な事例をご紹介いたします。

「クイックナビTM-Flu」検査試薬事業で培った抗原抗体反応の応用技術

3 すべての人に健康と福祉を
社会課題

インフルエンザウイルス罹患者への早期かつ適切な処置と感染拡大の防止が必要とされています。そのため、医療現場における迅速正確なインフルエンザ感染の有無の判別技術が求められています。

デンカのソリューション(価値の源泉と製品技術)

A型、B型インフルエンザウイルスを、簡便な手順により同時に鑑別できます。診断結果を迅速に得ることができ、臨床現場で診断結果が判明するため、速やかに治療につなげることができます。

クイックナビTM-Flu

「球状アルミナ、放熱スペーサー」電気自動車のバッテリー開発に貢献

7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
社会課題

自動車走行時の排ガス対策のためのHEV、PHEV EV(※1)の普及および電費(※2)向上が求められています。リチウムイオンバッテリーは、作動時の発熱による性能低下、すなわち電費が下がってしまいます。また、高温になると発火の恐れも生じるため、発熱対策はリチウムイオンバッテリーの必須の技術です。

※1 HEV ( Hybrid Electric Vehicle):ハイブリッド電気自動車
PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle):プラグイン・ハイブリッド電気自動車
EV (Electric Vehicle):電気自動車
※2 電費:電力単位容量あたりの走行距離

デンカのソリューション(価値の源泉と製品技術)

当社は熱対策のキーテクノロジーである、各種放熱フィラー(SiO2,Al2O3,Si3N4,BN, AlN)と有機系材料とのコンポジット製品を所有している。顧客のニーズに対応し、最適なフィラーもしくはコンポジットを提案が可能です。
球状アルミナは優れた熱伝導性を有し、当社独自の球状化ならびに粒径配合技術により、幅広い放熱製品へ適用されています。特にシリコーン樹脂と配合された放熱スペーサーは、発熱部と冷却部との隙間に挿入する事により、効率的な冷却が実現できるため、リチウムイオンバッテリーの冷却機構には欠かさない製品となっています。

球状アルミナ、放熱スペーサー

「CO2-SUICOM」環境負荷低減コンクリートでCO2削減に貢献

13 気候変動に具体的な対策を
社会課題

セメント・コンクリート産業の二酸化炭素排出量は全産業の4%程度を占めており、環境低負荷型のコンクリート開発は急務であり、二酸化炭素排出原単位の小さい材料(鉄鋼スラグやフライアッシュ、特殊混和材等)を活用してコンクリートを製造する技術が求められています。

デンカのソリューション(価値の源泉と製品技術)

環境低負荷コンクリートとして、その製造時とライフサイクルでのCO2削減に貢献しています。コンクリートに特殊混和材を配合し、強制的に炭酸化することでコンクリート製品(CO2-SUICOM)を製造します。特殊混和材はアセチレンガスを生成する際の副産物である消石灰から製造しており、炭酸化することで二酸化炭素排出原単位がマイナス(吸収)となります。

CO2-SUICOM

「デンカサーモシート特殊BOPS マイティガード」食の安全性・利便性に貢献

2 飢餓をゼロに
社会課題

高齢化や共働きの増加等を背景として調理の簡便化や個食化への対応が必要とされています。さらに中食の普及により、電子レンジ加熱に対応する耐熱性や対応メニュー拡大のための耐油性向上も食の安全性を確保するうえで、製品開発の要求事項となっています。
また、環境への配慮を行い、省資源・炭酸ガス排出量削減につながる軽量かつ強度のある容器の開発も重要とされています。

デンカのソリューション(価値の源泉と製品技術)

当社は、高機能シート開発において、原料まで遡って研究開発を行う体制があり、様々な原料を駆使して、多様な性能を有する高付加価値シートの開発が可能です。
業務用レンジの加熱にも耐える特殊耐熱BOPSは、コンビニ向け食品容器素材に使用され、個食化の進む現代の食生活に貢献しています。
また、新製品「マイティガード」は、これまで弱点とされていた耐油性が大きく向上し、対応可能な食品のメニューが広がり、生活の利便性にも貢献しています。

デンカサーモシート特殊BOPS マイティガード

「デンカコート」工事現場や災害時の自然環境整備に貢献

15 陸の豊かさも守ろう
社会課題

高速道路やダム工事等の土木関係工事現場周辺、宅地造成や工場建設等における建築工事現場周辺での良好な住環境の確保が必要とされています。また集中豪雨・地震などの自然災害による道路・河川の被害があった場合等、自然環境を整備することが急務となり急激な土壌侵食を防ぐとともに、安定した緑化効果を発揮することも求められています。

デンカのソリューション(価値の源泉と製品技術)

デンカコートは合成樹脂エマルジョンで、緑化・法面侵食防止工事に特化して開発された土壌侵食防止剤です。緑化工事の工法によって液体タイプと粉末タイプの選択ができます。保水性に優れ、通気性に富んだ固結層を早期に形成することから、降雨・地震等による急激な土壌侵食を防ぐことが可能です。また、内分泌かく乱作用物質や有害重金属類の使用を禁止し、環境にも十分配慮した製品設計を行なっております。

デンカコート散布後 マイティガード

クリーンエネルギー利用拡大への取り組み 2018年10月31日現在

デンカは1915年の会社設立当時から、カーバイドなどの製造に必要な電力を確保するため、積極的に水力発電所の建設を行ってきました。合弁会社の所有を含め15ヶ所の水力発電設備は、現在もデンカ全体の電力使用量の約3割をまかなっております。この貴重な再生可能なエネルギー源を次の100年に伝えて行くため、設備更新や新規発電所建設などのさまざまな取り組みを行っています。

青海工場近隣の水力発電所と、その他のクリーンエネルギー発電設備

2018年3月現在
青海工場近隣の水力発電所と、その他のクリーンエネルギー発電設備(2018年3月現在)

電源別電力構成比率

2017年度
電源別電力構成比率(2017年度)