デンカのインフラ・ソーシャルソリューション部門は、人々の暮らしと街づくりへ貢献する、セメント・特殊混和材・肥料・無機化学品・環境資材の事業を構成しています。

製品情報

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豊富な自社資源を活かした、独自のカーバイド化学事業を展開しています。
豊富な石灰石や自家発電による電力などの自社資源を活かし、クロロプレンゴムなどのロングセラー製品を、世界に供給しています。
アグリプロダクツ部は、当社の礎である窒素肥料の「石灰窒素」と、りん酸質肥料の「ようりん」(製造:日之出化学工業株式会社)の販売をニ本柱としてきましたが、2003年7月からは新たに腐植酸苦土肥料の「アヅミン」(製造:デンカアヅミン株式会社)の取扱いも開始し、さらに広範囲にわたり、みなさまの農業生産のお手伝いができるようになりました。 「石灰窒素」は誕生して100年を迎え、農薬効果を併せ持つ肥料として、また環境に優しい資材としてさらなる注目をいただいています。 「ようりん」は土壌の総合改良資材として水田、果樹、畑地の土作りに利用されています。 「アヅミン」は堆肥の主成分である腐植酸を50%以上含む資材として、地力増進法の指定も受けています。 また、新しいタイプのけい酸質資材である「とれ太郎」を2001年に販売を開始し、けい酸の吸収効率の高い資材として、注目をいただいています。石灰窒素の有効成分であるシアナミドを抽出し安定化させた「ヒットα」(シアナミド液剤)も2003年に農薬の登録を受け、ぶどうの休眠覚醒剤としてご利用いただけるようになりました。いずれも、多機能性を活かした資材としてさまざまな用途が期待されています。

石灰窒素は、石灰石を原料とするカーバイドに高温で窒素を吸収化合させて製造する窒素質肥料です。また、安心してお使いいただくために、30種類以上の試験を実施し、農薬取締法に基づき厳正な検査を受けて農薬としても登録されています(農林水産省第5884号、第12863号、第17051号)。主成分のカルシウムシアナミドは農薬効果(殺虫、除草、殺菌)を発揮した後、土壌中で肥料成分に分解され残留性がなく、安心してお使いいただけます。

ようりんは、天然の原料から作られた有機農産物適合肥料です。砂状、粒状、さらにホウ素・マンガンの入ったBMようりんがあります。多成分を含み土壌の保肥力を改善し、栄養素の乏しい土壌を健康な土にする土づくり肥料です。

平成13年に当社の申請により肥料公定規格「熔成けい酸りん肥」が新設され、その第1号として登録された全く新しい土づくり肥料です。熔融法で製造することにより、作物のけい酸吸収利用率が高いので、従来のけい酸質肥料に比べて少量散布で肥効が得られ、省力化につながります。りん酸・苦土・石灰も含むので、土づくり、作物の収量・品質向上が図れます。

アヅミンは、亜炭を硝酸で酸化分解して腐植酸をよみがえらせ、苦土で中和して製造します。腐植酸を50%以上含有し、堆肥の30倍の濃度に相当します。
肥料取締法では腐植酸苦土肥料として登録され、地力増進法の腐植酸質資材に適合しています。腐植酸は、地力の中心物質で、土の中の黒い物質の総称であり、土壌中で動植物・微生物の遺体の分解により生成されます。

「ヒットα(アルファ)」(シアナミド液剤)は、石灰窒素からその有効成分であるシアナミドを抽出し安定化させた植物成長調整剤です。古くからシアナミドによるぶどうの休眠覚醒効果が報告されていましたが、平成7年頃より開発を進め、平成14年7月に農薬として登録されました(農林水産省登録第21086号、第21087号)。